中日・根尾、プロ初勝利が消える… 7回途中まで好投もリリーフ陣が広島打線に捕まる

中日・根尾昂【写真:小林靖】
中日・根尾昂【写真:小林靖】

5回の第2打席では痛烈な打球で今季初安打も記録

■中日 ー 広島(18日・バンテリンドーム)

 中日・根尾昂投手は18日、バンテリンドームで行われた広島戦で今季初登板初先発。6回2/3を投げ4安打2奪三振4失点(自責0)の好投も、後続が打たれてプロ初勝利の権利が消滅した。最速は149キロ。

 初回、先頭の秋山に四球も、後続を抑えて無失点の立ち上がり。4回に小園に初安打を許すも、得点を与えず。5回まで64球、2安打無失点の安定した投球を見せた。

 6点リードの7回、先頭の羽月を歩かせると、味方の失策などで1死満塁のピンチを背負い、マクブルームの二ゴロの間に1点を失った。根尾はここでお役御免。6回2/3、98球を投げ4安打2奪三振4失点(自責0)の好投だった。

 プロ初勝利が近づいたが、リリーフ陣が誤算だった。後を受けた藤嶋健人投手、齋藤綱記投手、清水達也投手が広島打線に捕まり、この回悪夢の6失点。同点に追いつかれて、根尾の初勝利が消えた。

 打線も、2回に石橋康太捕手が2点適時二塁打を放ち先制点を挙げた。4回には石橋と根尾の今季初安打で2死一、二塁のチャンスを作ると、岡林勇希外野手が中前適時打を放ち追加点を挙げた。6回にも3点を加え試合を優位に進めていた。

 昨季、投手に転向した根尾は、1軍で25試合に先発し0勝0敗1H、防御率3.41の成績を残した。今季はここまで1軍登板がなく、2軍では23試合で0勝7敗、防御率3.43を記録している。

(Full-Count編集部)

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