楽天、接戦制して3位ソフトバンクとの差は「1.5」に　村林が逆転の2点適時打

ソフトバンクは8回1死満塁のチャンスを生かせず

■楽天 3ー2 ソフトバンク（19日・楽天モバイルパーク）

　楽天は19日のソフトバンク戦（楽天モバイルパーク）に3-2で勝利。3位・ソフトバンクとのゲーム差を「1.5」として、逆転CS進出に望みをつなげた。

　2回2死から小郷裕哉外野手が内野安打で出塁し、辰己涼介外野手の適時三塁打で1点を先制した。一度は逆転されるも、7回2死一、三塁から、村林一輝内野手が適時二塁打を放ちひっくり返した。

　先発・則本昂大投手は、3回まで1人の走者も許さない完璧な立ち上がり。しかし、4回に3安打で1点を失うと、7回には2死一、三塁から味方の失策で勝ち越し点を献上した。

　8回は渡辺翔太投手、9回は守護神の松井裕樹投手が3人で締め、試合終了。則本は8勝目、松井裕は本拠地100セーブ目をマークした。

　敗れたソフトバンクは、先発のC・スチュワート・ジュニア投手が6回4安打5奪三振1失点と試合を作るも、2番手・又吉克樹投手が2失点。打線は8回に1死満塁の絶好機をつくったが、あと一本が出なかった。

（「パ・リーグインサイト」井口縁）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）