大谷翔平は「何しているか分からない」 右肘手術の可能性も…指揮官は煙に巻く

レイズ戦前の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】
レイズ戦前の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

大谷のアップデートは「ノー。何をしているか分からない」

■レイズ ー エンゼルス(日本時間20日・セントピーターズバーグ)

 エンゼルスのフィル・ネビン監督は19日(日本時間20日)、敵地のレイズ戦前に報道陣の取材に応じ、右肘の手術を近日中に受ける可能性がある大谷翔平投手に関する言及を避けた。報道陣から大谷についてのアップデートを問われ、「ノー。何をしているか分からない」と言い切った。

 大谷は8月23日(同24日)に右肘の内側側副靱帯を損傷していることが発覚。その後も打者出場を続けたが、4日(同5日)の打撃練習中に痛めた右脇腹が完治しなかった。16日(同17日)に15日間の負傷者リストに入り、今季の残り試合を欠場すると発表。ミナシアンGMは会見を開き、近日中に右肘の手術を受けることを明らかにしていた。

 大谷はこの日からのタンパ、ミネソタ遠征には帯同せず。25日(同26日)からの本拠地6試合でチームに再合流する予定だ。ネビン監督は「本拠地に戻ってきたら合流すると言っていた。それだけだ。毎日同じ質問をされても、同じ回答しかできない。他の選手と同じように、彼とコミュニケーションをとる」と話した。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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