大谷翔平の打撃助言が大反響 新人ネトへメール殺到「何本も動画が届いたんだ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷“コーチ”は「基本的なことを思い出させてくれた」

■レイズ 6ー2 エンゼルス(日本時間20日・セントピーターズバーグ)

 エンゼルスのザック・ネト内野手は19日(日本時間20日)、敵地・レイズ戦で「2番・遊撃」で先発出場し、8回の第4打席で9号ソロを放った。4試合ぶり安打は一時同点に追いつく価値ある一発。大谷翔平投手のアドバイスが実を結ぶ一発にもなった。

 大谷がベンチ入りした18日(同19日)の本拠地・タイガース戦。ネトは大谷から身振り手振りで打撃フォームの助言を受けた。「僕の映像を見て、感想とどうするべきか教えてくれた。一貫性のあるフォームにすべきだと言われた。速球に振り負けないこと。大成功した選手だから、ここにいるのはいいことだ」と語った。

 大谷は18日(同19日)の試合後にチームを離れた。ネトはチームと共にタンパへ向かったが、移動中に知人から多くの連絡を受けたという。ネトは興奮気味に明かした。

レイズ戦で9号を放ったエンゼルスのザック・ネト【写真:ロイター】
レイズ戦で9号を放ったエンゼルスのザック・ネト【写真:ロイター】

「昨日は何本も(大谷から指導を受けた時の)動画が届いたんだ。本当に感謝している。そんなことをしなくてもいいのに。だから、メールで感謝の気持ちを伝えた」

 大谷から打撃の助言を受けるだけで大反響。2年ぶり2度目のMVPが有力視される二刀流からの指導を無駄にするつもりはない。「打席で成功を収めるために、改善すべき点を挙げてくれた。忘れていた、基本的なことを思い出させてくれた。試合で自然にできるよう、今日の打撃練習ではそのことを意識した。間違いなく(大谷がいることは)クールだ」。22歳は“大谷コーチ”に感謝しきりだった。

※9月25日11時25分、一部を加筆・修正しました。お詫びして訂正いたします。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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