打率.198なのに“ジャッジ超え” 当たれば152m弾…異端児が迫る「1割台で50本塁打」

フィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】
フィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】

シュワーバーは打率.198、45本塁打、出塁率.345、OPS.822の驚きの成績

 打率1割台のシーズン50本塁打が誕生するかもしれない。フィリーズのカイル・シュワーバー外野手は19日(日本時間20日)現在、打率.198、45本塁打、出塁率.345、OPS.822という驚きの成績を残している。米放送局「MLBネットワーク」の番組「MLBセントラル」も、この不可思議な強打者を特集している。

 出演したのは、WBC米国代表監督を務めたマーク・デローサ氏。シュワーバーについて「彼は現代の(打線における)各駅停車です。でも、500フィート(約152.4メートル)打つ可能性があります。私は誰よりも、彼のバッティング練習を見たいです」と、その豪快な一発に惚れ込んでいる様子だ。

 さらに、番組では過去6年間の本塁打数を紹介。マット・オルソン(ブレーブス)の204本に続く、2位の198本を放っている。これは、3位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)の196本、4位のピート・アロンソ(メッツ)の191本を上回る数字。コンスタントに一発を放つことに特化していると言えるだろう。

(Full-Count編集部)

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