大谷翔平は「すごいいい奴」 アロサレーナと“ドヤ顔”交流「ポーズ取るようにと」

エンゼルス戦前に取材に応じたレイズのランディ・アロサレーナ【写真:小谷真弥】
エンゼルス戦前に取材に応じたレイズのランディ・アロサレーナ【写真:小谷真弥】

レイズ・アロサレーナ「逆方向へ打った時はインプレーよりスタンドインの方が多い」

 レイズのランディ・アロサレーナ外野手は20日(日本時間21日)、エンゼルスの大谷翔平投手へエールを送った。前日19日(同20日)に右肘の手術を受けた二刀流について「彼はスーパースターだ。歴代最高の選手の1人だということを全世界が知っている。手術でうまくいくことを願う。フィールドに立つべき選手だから怪我は残念だった」と復活を願った。

 大谷はレイズ戦で87打数31安打の打率.356、9本塁打、24打点を記録。今年8月18日(同19日)の試合では右越えへ43号満塁弾。アロサレーナは二刀流の豪快な打撃を目の当たりにしてきた。「素晴らしい打者だ。逆方向へ打った時はインプレーよりスタンドインの方が多いような気がしている。本当に素晴らしい選手だ」と目を丸くした。

 大谷は今季も10勝&44本塁打と投打で躍動。2年ぶりのMVP受賞が期待されているが、アロサレーナも太鼓判を押した。「ここで二刀流をやっていること自体がMVPだ。怪我をしてしまい、他の選手が調子を上げてくるかもしれない。でも、スーパースターだから今後も獲得すると思うよ」。

 キューバ出身でスペイン語を話す。「2人だけで話したことはないけど、WBCで偶然遭遇したときに話した。すごいいい奴だと聞いている。チームメートや選手をリスペクトしている」と大谷の印象について語る。今夏のオールスター戦では大谷がドヤ顔で腕を組む“アロサレーナポーズ”を披露した。

「(WBC準決勝の日本戦で)スタメン発表の時にベンチで目が合ったから、あのポーズをした。彼はそのことを覚えていたんだと思う。(球宴では)彼から私があのポーズをとるように言ってきた」。笑顔で大谷との交流を振り返っていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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