シーズンの2割近く欠場も栄冠… “最強の相棒”が作った前例、大谷翔平を待つMVP争い

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

2019年にトラウトは最後19試合を欠場するもMVPに輝いた

 エンゼルスの大谷翔平投手は右肘靭帯の手術を受け、メジャー6年目のシーズンが終了した。それでも2度目のア・リーグMVPが有力視されているが、米全国紙「USAトゥデイ」は“前例”として同僚のマイク・トラウト外野手を挙げた。

 同紙は大谷を「2018年にMLBでデビューして以降、二刀流の能力でアメリカの観客を魅了してきた」と称え、投打どちらにおいても「球界屈指」だと絶賛する。そんな大谷だが、今季は右肘と右脇腹の故障により、シーズン最後の25試合を欠場することになった。

 実はトラウトは、2019年にシーズン最後の19試合に欠場し、年間を通して出場は134試合にとどまった。2位のアレックス・ブレグマン内野手(アストロズ)とは1位票を分け合いかなりの僅差だったが、それでもMVPに輝いた例がある。

「10月1日(日本時間2日)にシーズンが終了となり、オオタニはチーム最後の25試合を欠場することになる。それでも今季投打で残した成績は非常に驚異的であるため、今季のMVP争いで圧倒しそうなのである」と同紙。レースの行方に注目だ。

(Full-Count編集部)

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