沖縄尚学・東恩納蒼がプロ志望届提出 完成度高い右腕、U-18W杯では“完全試合”も

U18日本代表にも選出された 沖縄尚学・東恩納蒼【写真:荒川祐史】
U18日本代表にも選出された 沖縄尚学・東恩納蒼【写真:荒川祐史】

高校生7選手、大学生12選手が追加された

 日本高野連は22日、公式ホームページに掲載しているプロ志望届提出選手の一覧を更新。侍ジャパンU-18代表にも選出された沖縄尚学の東恩納蒼投手ら7選手が追加された。

 東恩納は172センチ70キロと小柄ながら、最速147キロを誇る本格派右腕。今夏は沖縄大会から甲子園大会で47回1/3にかけて連続無失点をマークした。侍ジャパンU-18代表にも選出され、「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」にも出場。スーパーラウンドのプエルトリコ戦では、5回参考ながら完全試合を達成し、先発投手のベストナインを獲得する活躍で、チームの世界一に貢献した。

 高校生では他に、拓大紅陵(千葉)の菰田朝陽外野手や京都国際の左腕・杉原望来投手ら7選手が公示された。

 また、全日本大学野球連盟も同日、志望届提出者一覧を更新。7月に開催された「第44回 日米大学野球選手権大会」で、大学代表に選ばれた名城大の最速152キロ右腕・岩井俊介投手ら12選手が追加された。

 この日までに高校生100人、大学生104人が提出を終えて発表された。今年のドラフト会議は10月26日に開催される。侍ジャパン経験のある“スター候補”から、プロへ望みを捨てずにプレーを続ける選手まで様々だ。約1か月後に迫った“運命の日”を迎える若き才能たちの動向に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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