松井は5度、大谷は4度 日本選手3人目の偉業…鈴木誠也が初めて突き破った“壁”

20号を放ったカブスの鈴木誠也【写真:ロイター】
20号を放ったカブスの鈴木誠也【写真:ロイター】

右打者の20号到達は日本選手初

■カブス 6ー0 ロッキーズ(日本時間23日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手が22日(日本時間23日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「6番・右翼」でスタメン出場し、3試合ぶりとなる20号を放った。日本選手では松井秀喜、大谷翔平に次いで3人目の20号到達。松井は5度、大谷は4度記録している20発だが、右打者に限れば日本選手初。鈴木が“壁”を突き破ってみせた。

 9月7発目を描いた鈴木の表情は、充実の色が漂った。4回無死一塁、右腕デービスのカットボールを捉えると、打球は左翼席に着弾。日本人右打者初の20号到達に、満面の笑みを浮かべた。

 日本人のシーズン最多本塁打は2021年に記録した大谷の46本。大谷は今季も44本を放つなど、4度の20発越えを果たしている。松井は2004年の31本がキャリアハイだが、計5度の20発をマークするなど、コンスタントに数字を伸ばしてきた。初めて20発を記録した鈴木は、メジャー人生で何度“20発の壁”を突き破れるか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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