楽天2軍、4点ビハインドから逆転勝利 茂木栄五郎が決勝弾&救援4投手がゼロ封リレー

楽天・茂木栄五郎【写真:荒川祐史】
楽天・茂木栄五郎【写真:荒川祐史】

日本ハム先発の田中瑛斗は6回途中4安打3失点(自責2)

 楽天2軍は23日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われたイースタン・リーグ、日本ハム戦に7-5で勝利した。先発の辛島航投手は、初回から押し出し四球、清水優心捕手の2点適時二塁打で3失点の苦しい立ち上がり。2回に4点目を奪われると、4回にも犠飛で1点を失い、5回87球6安打2四球4奪三振5失点で降板した。

 打線は2回、正隨優弥外野手の犠飛で1点を返すも、相手先発・田中瑛斗投手を前に本塁が遠い展開。しかし6回、四球と連打で満塁のチャンスをつくると、水上桂捕手が適時内野安打、西川遥輝外野手が押し出し四球を選び、追い上げる。

 勢いに乗った楽天は7回、1死一塁から和田恋外野手に15号2ランが飛び出し、試合は振り出しに。8回には茂木栄五郎内野手の3号ソロで勝ち越すと、水上の二塁打などで1死一、三塁とし、敵失の間にさらに1点を追加した。

 投げては伊藤茉央投手、宮森智志投手、内間拓馬投手が完封リレーで流れを渡さず。9回は石橋良太投手が締めた。敗れた日本ハムは田中瑛が5回1/3、105球を投げ4安打3四球3奪三振3失点(自責点2)。序盤に4点のリードを奪うも、終盤にひっくり返された。

(「パ・リーグ インサイト」二瓶健吾)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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