打率1割台なのに「45HR&100打点」 “究極の1番打者”が「クレイジーすぎる成績」

フィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】
フィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】

“打率1割台の1番打者”シュワーバーが100打点に到達

 フィリーズのカイル・シュワーバー外野手は22日(日本時間23日)、本拠地・メッツ戦の7回に左前適時打を放ち、今季100打点に到達した。同戦を終えて打率は.198と低いものの、高い出塁率で自己最多に1本と迫る45本塁打を放ち、打点で初の大台に到達した。

 チームメートのニック・カステヤノス外野手も100打点を超えており、球団で“100打点コンビ”が生まれたのは2008年のチェイス・アトリーとライアン・ハワード以来となった。

 シュワーバーは今春のWBCに米国代表として出場。決勝・日本戦ではダルビッシュから特大の一発を放った。今季は打率は1割台で、三振数は両リーグワーストの207個。それでも四球数は両リーグ2位の123個で、出塁率は.344、OPSは.817を記録している。今季盗塁は0(失敗2)だが、チームの1番打者を務めている。打率1割台でシーズンを終えれば、MLB初の「打率1割台&40本塁打&100打点」となる。

 打率1割台ながら1番打者を務め、45本塁打を放っているという“特殊な成績”に日本人ファンも注目。ネット上では「言うことないぐらいロマン」「正真正銘のロマン砲」「NPBにもこういう選手欲しい」「1番打者の概念をぶち壊す男」「このまま1割台をキープして欲しい」「クレイジーすぎる成績」「令和のランス」などと盛り上がっていた。

(Full-Count編集部)

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