幻に終わった“史上3人目”の偉業 大谷翔平がフル稼働していたら…達成し損ねた記録

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

2度目の「45本塁打&20盗塁」にあと1本届かず…日本選手最多HRまであと4本

 エンゼルスの大谷翔平投手は今季、リーグトップの44本塁打を放つも、右脇腹を痛めた影響などでレギュラーシーズン25試合を残したところで終了となった。怪我なく出場していたら、どんな偉業を達成する可能性があっただろうか。

 今季は打者で打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁をマーク。キャリア2度目の「45本塁打&20盗塁」はならなかった。複数回達成なら史上3人目だった。日本選手の通算本塁打では、松井秀喜氏の175本にあと4本の171本に迫ったところで終了。来年に持ち越しとなった。

 日米通算1000安打にはあと23安打(NPB296安打、MLB681安打)、日米通算100盗塁にはあと1個(NPB13、MLB86)だった。他にも球団本拠地通算100号にあと1本で、球団のシーズン最多本塁打記録(2000年にトロイ・グロスが記録した47本)にも、あと1本届いていない。大谷の年間最多は2021年の46本だ。

 他にも2年ぶり2度目の100打点、シーズン自己最多安打(2022年が160安打、今季は151安打)、シーズン最多三塁打(8本、メジャートップは9本)も“幻”となった。右肘の手術を経て打者一本で迎えるとみられる2024年シーズンはどんな数字を残すだろうか。

(Full-Count編集部)

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