巨人、DeNAとの直接対決制し「2」差に迫る　坂本の2発5打点＆戸郷完封でCSに望み

坂本は史上49人目の通算1000打点も達成

■巨人 6ー0 DeNA（24日・横浜）

　巨人は24日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦に6-0で勝利した。クライマックスシリーズ（CS）を争う3位との直接対決を制し、ゲーム差を「2」に縮めた。3番の坂本勇人内野手が2本塁打5打点と大活躍、先発の戸郷翔征投手も、相手打線を散発6安打に抑えて今季2度目の完封勝利を挙げた。

　CSに向けて負けられない巨人は4回、丸佳浩外野手の右前適時打で先制した。続く5回には1死二塁から坂本が左翼スタンドに飛び込む21号2ランを放った。この一発で史上49人目の通算1000打点を達成した。坂本は9回にも22号3ランを放ち、この試合2本塁打5打点の大活躍でチームを勝利に導いた。

　先発の戸郷は安定した投球を披露し、9回を投げ6安打7奪三振無失点で今季2度目の完封勝利を挙げた。

　DeNAは先発したエース・今永昇太投手が6回3失点と試合を作るも、打線が沈黙。8回には、現役引退を表明した藤田一也内野手が代打で登場して中前打を放ち、9回も安打と死球で1死一、二塁と見せ場を作るも、本塁が遠かった。