僅か2年で落ちぶれた「208億円」男に米辛辣 契約破棄権も無意味…迫られる信頼回復

タイガースのハビアー・バエス【写真:ロイター】
タイガースのハビアー・バエス【写真:ロイター】

6年総額208億円、“高給取り”タイガースのハビアー・バエズ

 レギュラーシーズンも残りわずかとなり、今季の成績に手ごたえを感じている選手もいれば、自身の立場に危機感を覚える選手もいる。米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者が「2023年レギュラーシーズンのアワード」と題して、ここまでのシーズンを総括。主要なタイトルを独自の基準で選出しているが、ア・リーグの“逆MVP”には、タイガースと6年1億4000万ドル(約208億円)の契約を結んでいるハビアー・バエズ内野手が選ばれた。

 30歳のバエズはここまで131試合で打率.220、9本塁打、OPSは.592と苦しいシーズンを過ごしている。カブス時代の2018年には打点王を獲得するなど、強打の内野手としてメジャーを席巻していた。2021年のオフにFAとなり、6年総額1億4000万ドル(約208億円)の大型契約でタイガースに加入するも、昨季は打率.238、17本塁打の低水準に終わり、今季も期待通りの活躍とは程遠い状況。そんな大物内野手に同紙は辛辣な評価を下している。

 さらには、今オフにバエズが契約を破棄できる権利(オプトアウト)があることに触れている。制度としては、残り9800万ドル(約145億円)分の契約を破棄して新たな契約を掴むことも可能だが、「規定打席に到達している選手の中で最低のOPS+ならオプトアウトすることはないと、私はここで伝えておこう」と、バエズを取り巻く現状で、契約を破棄するのは賢明でないと評している。

 また同記事では、ア・リーグのMVPには大谷翔平投手が選ばれ、来季の登板がないことに触れつつも、「史上最高額のFAになる可能性が高いオフシーズンに彼は向かっている」と、ここまでの投打での活躍を高く評価していた。

 大きな自信を胸に、メジャードリームを掴もうとする選手がいる中で、大型契約という自身が背負う重責と戦う選手も多く存在する。来季に向けて球団も選手も大きな決断が迫られ、ファンの注目を集めるオフシーズンの足音は確かに近づいている。

(Full-Count編集部)

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