打率.304の大谷翔平、首位打者は事実上不可能に シーガー全試合5-0でも.308で上回る

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

2位のディアスも残り5試合すべて5打数無安打でも.312と大谷を上回る

 エンゼルスの大谷翔平投手が首位打者のタイトルを獲得する可能性が、理論上では厳しくなった。打率.333でトップを走るレンジャーズのコーリー・シーガー内野手は24日(日本時間25日)、本拠地でのマリナーズ戦で3打数1安打。残り7試合すべて5打数無安打で計算しても、打率.308で大谷を上回る。

 大谷は自己最高となる打率.304をマークしたが、右肘の手術のため今季終了となっている。事実上はシーガーとレイズのヤンディ・ディアス内野手の一騎討ちとなっていたが、両者とも高水準をキープしている。打率.328のディアスも残り5試合すべて5打数無安打でも、.312と大谷を上回っている。

 24日(同25日)時点でア・リーグで打率3割に乗っているのは、シーガー、ディアス、大谷に打率.303でブルージェイズのボー・ビシェット内野手を含めた4選手のみだ。大谷のタイトル獲得は厳しくなってしまったが、特に上位2人の争いは最後の最後までもつれそうで目が離せない。

(Full-Count編集部)

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