大谷翔平に近づく悲願のHR王 2位に6本差で絶対有利も、元巨人助っ人が猛追で残り6試合

レンジャーズのアドリス・ガルシア、エンゼルス・大谷翔平、ホワイトソックスのルイス・ロバートJr.(左から)【写真:ロイター】
レンジャーズのアドリス・ガルシア、エンゼルス・大谷翔平、ホワイトソックスのルイス・ロバートJr.(左から)【写真:ロイター】

レンジャーズのガルシアが37号、6戦3発と猛チャージ

 エンゼルス・大谷翔平投手の日本人選手初となる本塁打王獲得まで、“最後の1週間”が始まった。26日(日本時間27日)に、アドリス・ガルシア外野手(レンジャーズ)が今季37号ソロを放ち、トップの大谷まで7本差と迫った。2位のルイス・ロバートJr.外野手(ホワイトソックス)は、試合が中止となり、38本のまま変わらず。熾烈なホームランキング争いは、大谷が大きなリードを保ったまま残り6試合となる。

 エンゼルス戦に出場したガルシアは6回1死、右腕ハーゲットの外角シンカーを逆らわずに右中間へ、2試合連発となる37号ソロ。これで6戦3発となり、終盤に猛チャージを見せている。2位のロバートJr.はダイヤモンドバックス戦が中止となり38本のまま。22日(同23日)に3打席連続本塁打を放ち、怒涛の追い上げを見せているアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)もこの日、本塁打は生まれず35本のままで、残り6試合を迎えることになった。

 大谷がリーグトップを走るその他の成績では、四球数は「91」でトップをキープ。後ろにはアレックス・ブレグマン(アストロズ)とナサニエル・ロウ(レンジャーズ)が1個差まで迫っている。出塁率(.412)は2位と4厘差と肉薄もトップのまま。長打率.654とOPS1.066も僅差ならが依然トップだ。多くのインパクトを残してきた2023年シーズンもあと僅か。世界の二刀流が、いくつの偉大な“栄冠”を手にするのか。残りの試合、ライバルたちの活躍にも注目だ。

(Full-Count編集部)

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