MVP論争で“アンチ大谷”宣言「私は選ばない」 44発&10勝も…ご意見番が吠えた理由

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

MLBネットワークでクリス・ルッソ氏が熱弁

 2023年シーズンも終わりに近づき、MVP争いについての議論も熱を帯びてきた。ア・リーグではリーグトップの44本塁打、投げては10勝を記録した大谷翔平投手(エンゼルス)の獲得が濃厚となっているが、MLBネットワークの番組「ハイ・ヒート」で司会を務めるクリス・“マッドドッグ”・ルッソ氏は、「私ならオオタニをMVPに選びません」と私見を展開した。

 ルッソ氏は「あくまで私の意見です。チーム(エンゼルス)は大きく負け越しています。最も価値のある選手(Most Valuable Player)とは、一番優れた選手という意味ではありません。『価値のある』選手という意味です。9月の大半が残るも、ロッカーを片付けました。それについて私は彼のことを責めませんが、彼は現在チームにさえ帯同していません」と、チームの低迷と、大谷が怪我の影響で早々にプレーを終えていることを指摘した。

 昨季MVPのアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)も、今季は怪我もあって満足なシーズンを送れなかった。MVP2番手は首位打者獲得が濃厚なコーリー・シーガー内野手(レンジャーズ)だが、大谷との比較では劣る。ルッソ氏は「彼はどのみちMVPになるでしょうから、私の意見など誰も気にしません。私はただ自分の意見を述べているだけです。シーガーは(日本時間26日時点で)113試合しか出場してません。ア・リーグには有力候補が多くないことも理解しています。しかし、(登板からも長く遠ざかり)チームからも離れています」と、MVPには“ふさわしくない”と考えているようだ。

 同投稿にはアンケート機能もついており、投稿から6時間経った時点ではルッソ氏への意見に賛成が25%、反対が75%だった。

(Full-Count編集部)

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