千賀滉大、日米通算100勝はお預け　松坂超えの202K…日本人4人目の快挙＆規定投球回到達

今季最終登板の見込み…勝てば今季13勝目だった

■メッツ ー マーリンズ（日本時間28日・ニューヨーク・ダブルヘッダー第2試合）

　メッツの千賀滉大投手が27日（日本時間28日）、本拠地で行われたマーリンズとのダブルヘッダー第2試合に登板。5回96球を投げて2安打8奪三振2失点で降板した。規定投球回、メジャー移籍1年目の日本人投手では4人目となるシーズン200奪三振に到達も、日米通算100勝はお預けとなった。

　今季29試合目のマウンドに上がった千賀は初回、バーティに先頭打者弾を被弾。それでも2死を奪い、規定投球回に到達した。初回の3アウト目から3回1死までは5者連続で空振り三振を奪い、3回2死一塁からバーガーをフォークで空振り三振に仕留め、今季200個目とした。

　チームは2回にリンドーアの29号ソロで追いつくも、千賀は4回にサンチェスに勝ち越しソロを被弾。その裏にリンドーアの2打席連発30号ソロで追いついたが、千賀は同点の場面で降板となった。

　1年目での200奪三振は、日本人選手では野茂英雄（1995年・236個）、松坂大輔（2007年・201個）、ダルビッシュ有（2012年・221個）以来4人目となった。千賀はこの試合で今季の三振数を202とし、1年目の松坂を上回った。

　勝利すれば今季13勝目、日本時代の通算87勝と合わせて日米通算100勝だったが、到達は来季になりそうだ。

（Full-Count編集部）