日本ハム、新球場で秋季キャンプ ファンとも積極交流、新庄監督「車持っていこうかな」

日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】

3年目政権へ「監督という名の物語、最終章を迎える覚悟で戦っていきます」

 日本ハムは28日、エスコンフィールドで行われたロッテ戦に9-2で大勝し、本拠地最終戦を白星で飾った。セレモニーで新庄剛志監督は、11月の秋季キャンプを本拠地で行うことをファンに宣言。「皆さん、球場に足を運んで選手にゲキを飛ばしてください。レストランもショップもオープンします。ランチがてら遊びに来てください」と異例の呼びかけを行った。

 すでに27日の試合前に来季の続投要請を受け、受諾。来季が3年目の政権になる。指揮官は3万241人のファンの前で「勝負の年です。新庄剛志、監督という名の物語、最終章を迎える覚悟で、死ぬ気で本気で戦っていきます」と宣言した。

 そのスタートとなるのが秋季キャンプだ。これまで通り沖縄・国頭とともにエスコンフィールドでも実施。今年課題だった守備を徹底的に鍛えていく。さらにこだわったのが「ファンの方と触れあいたい」ということ。ファンの見学を可能とし、さらに「2年間俺が使った私物をゲーム形式で1人にあげるとかどうかな。最終的には車まで持っていこうかな。2万人くらいきますよね(笑)」とノリノリ。第1弾は「新庄剛志なりきりセット」となることも決定した。

 12球団87失策の改善へ。新庄流の改革で“本気”の3年目を迎える。

(町田利衣 / Rie Machida)

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