味方の繋ぐ意識に「僕がやるだけ」 8月度DIDアワード受賞…大山悠輔の劇打生んだ“一丸”

8月度のDIDアワード授賞式に臨んだ阪神・大山悠輔【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】
8月度のDIDアワード授賞式に臨んだ阪神・大山悠輔【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】

大山悠輔のサヨナラ安打が8月度のDIDアワードに選出された

 阪神・大山悠輔内野手が放った「サヨナラ安打」が「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の8月度受賞プレーに選出され、受賞式が行われた。不動の4番は殊勲の一打を「何とか自分で決めるという気持ちでした」と振り返った。

 8月22日の中日戦(京セラドーム)。3-3で迎えた延長10回に、阪神は2死満塁のチャンスを作った。2死走者なしから安打と2四球で得た好機に大山が応え、右腕・田島から左翼線へサヨナラ安打。大歓声をドームが包む中、主砲はナインからウォーターシャワーの祝福を受けた。

「前の打者が繋いで繋いで回してくれた場面。(自軍の)投手の力もありましたし、チームとしてしっかりこういう状況を作ってくれた。後は僕がしっかりやるだけと思っていました。何とか自分で決めるという気持ちでしたし、その中でも冷静に打席に入れました」。意気に感じて入った打席。4番の責任を果たした殊勲打だった。

 阪神ファンにはおなじみ、ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では、毎月「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を選出。DIDブランドアンバサダーの掛布雅之氏がノミネートしたプレーの中から、X(旧ツイッター)上でのファン投票で受賞プレーを決める。

 大山のサヨナラ打は864票を得た。8月度は他に、12日のヤクルト戦で佐藤輝明内野手がマークしたサヨナラ犠飛(400票)、23日の中日戦で近本光司外野手が放った7号アーチ(328票)がノミネートされていた。

 今季は3・4月度が中野拓夢内野手の逆転サヨナラ安打、5月度は大竹耕太郎投手の“涙の勝利”、6月度は才木浩人投手の完封勝利、7月度は森下翔太外野手の「同点2ラン&サヨナラ犠飛」が受賞プレーに選ばれている。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】

○受賞式の様子が公開されたYouTube番組はこちら https://www.youtube.com/watch?v=Ai96iDQ8_BE

○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/

○番組公式X:https://twitter.com/abc_toraban/status/1707334884526829619

【動画】打線が繋がって劇勝 8月度のベストプレー…サヨナラ打の大山悠輔が明かした心境

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