山本由伸の最多勝が確定 3年連続「投手4冠」へ…防御率、奪三振、勝率もトップ

オリックス・山本由伸【写真:小林靖】
オリックス・山本由伸【写真:小林靖】

同僚で10勝の宮城大弥、山崎福也に上回られる可能性がなくなったため

 オリックスは1日、京セラドームで行われた楽天戦に敗れたが、山本由伸投手の最多勝が確定した。残り5試合となり、同僚で10勝の宮城大弥投手、山崎福也投手に上回られる可能性がなくなったため。ロッテの種市篤暉投手も10勝を挙げているが、登録抹消されレギュラーシーズンの復帰はなくなっている。

 山本は今季ここまで22試合に先発し、15勝6敗、防御率1.26、158奪三振の成績を残している。防御率2位の高橋光成投手(西武)は2.21と、大きく引き離しており、こちらも濃厚だ。奪三振も種市の157、平良海馬投手(西武)の153を上回りトップ、勝率.714も1位(13勝以上)で投手4冠を視野に入れている。

 2年連続で投手4冠を記録しており、今季も獲得となれば3年連続の快挙となる。投手4冠の複数回達成はプロ野球史上初だったが、自身が記録を塗り替える可能性は大いにある。3月に行われたWBCでの優勝に、9月9日のロッテ戦(ZOZOマリン)では2年連続のノーヒットノーランと、球史に残る1年になりそうだ。

(Full-Count編集部)

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