数々の偉業…大谷翔平の“異次元の1年” 地元放送局が感嘆「野球史に残るシーズン」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

バリー・スポーツ・ウェストのランダッゾ氏「MVPは間違いないでしょう」

 メジャーリーグは1日(日本時間2日)、ア・リーグの全日程が終了し、エンゼルスの大谷翔平投手は日本人初となる本塁打王のタイトルを獲得した。今季は135試合に出場し、打撃では打率.304、44本塁打95打点。投げては10勝を挙げた。異次元の1年に地元放送局も「野球史に残る最高のシーズンの1つです」と大絶賛した。

 大谷は今季、初の本塁打王を獲得するだけではなく、325塁打、78長打、出塁率.412、長打率.654、OPS1.066でリーグトップに立った。また、右肘靱帯の損傷の影響で投手としては23登板132回で規定投球回には到達しなかったが、チームトップの10勝をマーク。史上初めて2年連続10勝&10本塁打の“ダブル2桁”を達成した。

 数々の偉業を成し遂げた二刀流に、地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」も手放しで称賛。実況のウェイン・ランダッゾ氏は「野球史に残る最高のシーズンの1つでした。しかも、最後の1か月はプレーしていないんですよ。9月3日(同4日)から出場していません。ホームに至っては、8月23日(同24日)からですよ。ファンが、ホームで最後の1か月ショウヘイが活躍する姿を見れなかったことは、本当に残念です」と悲しがった。

 また、解説のマーク・グビザ氏も「現実離れしています。マウンドでは素晴らしいピッチングを披露しました。自身初の完封勝利をマークしました。そして、44本打ちました。三塁打8本、盗塁20もちょっと面白いから、入れておきましょう」と数字とともに大谷の異次元の活躍を振り返った。

 さらに話はオフの話題にも。ランダッゾ氏は「ア・リーグMVP最有力候補と言うより、ア・リーグMVPは間違いないでしょう」と大谷の2度目のMVPを確信。「問題は、満場一致かということです。もし、2度目の満場一致でMVP獲得となれば、史上初となります」と更なる偉業にも期待していた。

(Full-Count編集部)

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