楽天、2位タイから一気にCS圏外4位転落 田中将大が痛恨11敗目…鷹との直接対決敗れる

ソフトバンク戦に先発した楽天・田中将大【写真:竹村岳】
ソフトバンク戦に先発した楽天・田中将大【写真:竹村岳】

田中将は初回に2失点、2回に1失点と序盤に主導権を握られた

■ソフトバンク 6ー0 楽天(2日・PayPayドーム)

 楽天は2日、敵地PayPayドームでのソフトバンク戦に0-4で敗れた。先発の田中将大投手が2回までに3点を許して主導権を握れなかった。パ・リーグのクライマックスシリーズ争いは大混戦となっており、この日4位のロッテが西武に勝ったため、楽天は2位タイから一気に進出圏外の4位に転落した。

 田中将は初回、先頭の周東佑京内野手に右前安打を許すと、柳田悠岐外野手の左前へとポトリと落ちる適時打で先制点を献上。中村晃外野手にも適時打を浴びて初回に2点を失った。2回にも先頭の柳町達外野手に二塁打を許すと、内野ゴロの間に3点目を失い、5回5安打3失点でマウンドを降りた。

 打線も先発の大関友久投手らソフトバンク投手陣の前に沈黙した。大関の前に6回途中までに4安打。アクシデントで左腕が降板したあとも、又吉克樹投手、藤井皓哉投手の前にゼロを並べると、6回、7回にもリリーフ陣が失点してリードを広げられた。ソフトバンクと2位タイで並んでいたものの、0.5ゲーム差につけていたロッテに抜かれて4位に転げ落ちた。

 ソフトバンクはクライマックスシリーズ・ファーストステージの開催権を得られる単独2位に。初回に柳田、中村晃の適時打で先制すると、中押し、ダメ押しと効果的に加点していった。大関はアクシデントで降板となったものの、6回途中4安打無失点で5勝目。その後もリリーフ陣が完封リレーで繋いだ。

(Full-Count編集部)

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