山川穂高、引退意識「正直、ありました」 無期限出場停止中も「野球しかない」

報道陣の取材に応じた西武・山川穂高【写真:宮脇広久】
報道陣の取材に応じた西武・山川穂高【写真:宮脇広久】

「いろいろな意見があると思いますが、野球で取り返すしかない」

 西武の山川穂高内野手は5日、本拠地ベルーナドームでファームの練習に参加後、報道陣の取材に応じた。不祥事について初めて言及し、関係各所に謝罪の言葉を述べた。また、謹慎期間中に引退を意識したことを明かした。

 5月に強制性交等の疑いで書類送検され、8月には不起訴処分となった。しかし事態を重く受け止めた球団から、9月4日に無期限の公式試合出場停止処分を受けた。ただ、非公式戦であるフェニックス・リーグは処分の対象外。5月11日のロッテ戦(ベルーナドーム)以来実戦から遠ざかっている山川が参加を希望して、この日遠征メンバーに名を連ねた。

 この日の練習後、5月12日の出場選手登録抹消後、公の場で初めて口を開いた山川は、騒動発覚後の謹慎期間に引退を意識したかを問われ「正直、ありました。でも、僕には野球しかない。本当にいろいろな意見があると思いますが、野球で取り返すしかないと感じていて、もう1度野球をやらせていただけるのであれば、頑張っていきたいと思いました」と話した。

 フェニックス・リーグ参加については「処分の対象外と聞いて、フェニックス出場をお願いしました。それ以降のことは、僕の行い次第だと思います」と語った。

(Full-Count編集部)

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