“現役ドラフト”から早くも3人目の戦力外 覚醒選手の一方で…1年後に厳しい現実

ヤクルト・成田【写真:小林靖】
ヤクルト・成田【写真:小林靖】

オリックス渡邉大樹はわずか1試合の出場に終わった

 オリックスは5日、渡邉大樹外野手ら5選手に来季の選手契約を行わない旨を通知したと発表した。昨オフに始まった現役ドラフトでヤクルトから加入したが、わずか1年で去る。2日に始まった戦力外通告で、“現役ドラフト組”は早くも3人目となった。

 渡邉はヤクルト時代の2021年に自己最多の94試合に出場。今季オリックスに移籍したが、わずか1試合の出場で打率.000(2打数無安打)と結果を残すことができなかった。

 2日にはヤクルトの成田翔投手が戦力外に。ロッテでは通算15試合で0勝2敗。ヤクルトに加入した今季は4月に3試合に登板し、防御率5.40で、5月以降は1軍登板機会がなかった。

 3日はDeNAの笠原祥太郎投手が来季の契約を結ばないことを通知された。中日時代の2019年には開幕投手を務めたが、不整脈で入院するなどこの年8登板に終わり、徐々に登板数が減少。今季はわずか2試合の登板で0勝2敗、防御率4.44で新天地では白星を掴めなかった。

 12人の移籍選手のうち、早くも3人が戦力外に。阪神の大竹耕太郎投手は12勝を挙げ、中日の細川成也外野手が24本塁打と“覚醒”を遂げた選手がいた一方で、厳しい現実となっている。

(Full-Count編集部)

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