巨人、吉村禎章氏が編成本部長に就任 今春WBCでは打撃コーチとして世界一に貢献

巨人・編成本部長スカウト担当に就任した吉村禎章氏(写真は侍ジャパンの時のもの)【写真:荒川祐史】
巨人・編成本部長スカウト担当に就任した吉村禎章氏(写真は侍ジャパンの時のもの)【写真:荒川祐史】

球団OBの吉村氏は2022年から編成部門を担当している

 巨人は5日、6日付での人事を発令し、執行役員球団副代表編成本部長スカウト担当の大塚淳弘氏がスカウト担当を外れ、後任の編成本部長スカウト担当に、編成副本部長兼国際部長の吉村禎章氏が就任することを発表した。

 吉村氏は奈良出身の60歳。1981年ドラフト3位で巨人に入団すると、走攻守揃った外野手として活躍。1988年に守備中に味方と激突し左膝靭帯断裂の大怪我を負った。翌1989年に復帰すると、現役後半は代打の切り札として活躍。1998年限りで現役を引退した。

 その後は野球解説者や巨人のコーチとして活躍。2017年に1軍打撃コーチとして3度目の復帰を果たすと、2022年に編成部門に配置転換。同年に栗山英樹監督率いる野球日本代表「侍ジャパン」の打撃コーチに就任し、3月のWBCでの世界一奪還に貢献した。

(Full-Count編集部)

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