藤浪晋太郎の異次元「136」 中継ぎ転向後に覚醒…1年目から“チャップマン級”の剛腕へ

オリオールズ・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
オリオールズ・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

藤浪は100マイル(約161キロ)以上の計測数が「136」で、メジャー5位タイを記録

 オリオールズの藤浪晋太郎投手が、メジャー挑戦1年目から“確かな爪痕”を残した。MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」が集計集計結果によれば、フォーシーム(直球)で100マイル(約161キロ)以上を計測した回数が「136」で、メジャー5位タイを記録した。

 トップにはツインズのジャレン・デュラン投手(441球)、2位から順番にオリオールズのフェリックス・バティスタ投手(295球)、ロイヤルズのカルロス・ヘルナンデス投手(188球)、カージナルスのライアン・ヘルズリー投手(151球)と続いた。

 藤浪はレンジャーズのアロルディス・チャップマン投手に並ぶ136球を記録し、5位タイだった。該当投手は56投手で、エンゼルスの大谷翔平投手は17球(25位タイ)を記録した。

 藤浪は今季64試合に登板して7勝8敗2セーブ、防御率7.18の成績だった。シーズン開幕はアスレチックスで迎え、先発投手として起用されたが4月下旬からリリーフに配置転換。徐々に結果を残して7月にオリオールズへトレード加入すると、30登板して地区優勝に貢献した。6日(日本時間7日)からのプレーオフを勝ち抜き、悲願の世界一を狙う。

(Full-Count編集部)

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