鷹2軍がファーム日本一 4年ぶり5度目…小久保監督が盟友・二岡監督との対決制す

ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:米多祐樹】
ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:米多祐樹】

ソフトバンクは2点を追う8回に3点を奪い、逆転日本一

 ソフトバンクの2軍が7日、4年ぶり5度目のファーム日本一に輝いた。ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われた巨人2軍とのファーム日本選手権に6-5で勝利し、歓喜の瞬間を迎えた。3回に巨人に先制されたものの、8回に試合をひっくり返して逆転勝ち。小久保裕紀2軍監督は巨人時代の盟友である二岡智宏2軍監督との対戦を制し、指導者として初の頂点に立った。

 同点で迎えた4回、2番手の高橋礼が菊田に2点適時打、山瀬に2ランを浴びて4点を失い、劣勢に立たされた。それでも6回に川村の適時三塁打などで2点を返すと、8回に先頭のリチャードが特大のソロを左翼席へ放って1点差に。さらに無死満塁のチャンスを作ると、笹川の二ゴロの間に同点に追いつき、渡邉陸の犠飛で勝ち越しに成功。終盤に試合をひっくり返した。

 ソフトバンク先発の森は3回を投げて1失点。2番手の高橋礼が4点を失ったものの、中村亮、泉、ヘルナンデス、尾形と3番手以降は無失点リレーで繋ぎ、2019年以来のファーム日本一を掴んだ。

 巨人は先発の松井が5回1失点と好投。4回に山瀬の2ランなどで一度はソフトバンクを突き放したが、2番手の井上がつかまり、逆転負けを喫した。

(Full-Count編集部)

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