42歳で驚きの進化…過去8年で最高数値「142.6」 衰え知らぬ“松坂世代”最後の現役

ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】

鷹・和田毅は今季の速球平均球速が、過去8年で最も速い142.6キロ

 ソフトバンクの42歳左腕、和田毅投手がプロ21年目の今季も健在ぶりを示した。21登板(20先発)で8勝6敗、防御率3.24。7年ぶりに100投球回に到達した。“松坂世代”で唯一の現役選手は衰え知らず。指標でも進化ぶりが分かる。

 和田の今季20先発は、石川柊太の23に次いでチーム2位。8勝も有原航平の10勝に続いて2位だった。100投球回到達も、163回を投げた2016年以来7年ぶり。今年の2月21日で42歳になったが、衰えは感じられない。

 セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると、驚きの数字がある。米球界を経てNPBに復帰した2016年以降、直球の平均球速が上がっているのだ。

 今季の平均は142.6キロ。昨年の142.4キロを超えて、2016年以降で最速になった。NPB復帰1年目の2016年は自身2度目の最多勝に輝いたが、平均は139.1キロだった。当時よりも平均で3キロ以上も速くなっているのだからすごい。加えてツーシームの球速も140.7キロで、2016年以降では最速となっている。

 日米通算163勝(NPB158勝、MLB5勝)をマークしている左腕。同世代では松坂大輔氏の170勝(NPB114勝、MLB56勝)に次ぐ白星で、あと7勝に迫っている。43歳で迎える来季は“松坂超え”も視界に入る。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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