阪神・佐藤輝明が9・10月度「JERAセ・リーグAWARD」大賞 殊勲打連発…優勝に大貢献

阪神・佐藤輝明【写真:矢口亨】
阪神・佐藤輝明【写真:矢口亨】

5勝1敗のDeNA・東との争い…3対3に割れ、鳥谷敬氏が最終判断

 今季から新設されたリーグ公式表彰「月間JERAセ・リーグAWARD」9・10月度の大賞が11日、発表された。リーグ初の公式配信番組「JERAセ・リーグ レジェンドLIVE」内で6球団のレジェンドOBによる選考が行われ、阪神・佐藤輝明内野手が受賞した。

 9・10月度の候補は、佐藤輝の他にヤクルト・小川泰弘投手、DeNA・東克樹投手、巨人・赤星優志投手、広島・末包昇大外野手、中日のオルランド・カリステ内野手がノミネートされていた。

 佐藤輝は9・10月に打率.356、9本塁打、29打点をマーク。9月2日のヤクルト戦でリードを広げる16号3ラン。13日の巨人戦では19号満塁弾、16日の広島戦では4安打3打点、10月1日の広島戦では勝ち越しの23号3ランを放つなど殊勲打が目立った。

“対抗馬”は9・10月に5勝1敗の成績を残した東。レジェンド6人による“多数決投票”は2人が3票ずつを得たが、この日の議長を務めた鳥谷敬氏が佐藤輝を選んだ。鳥谷氏は「試合を決める場面で打っている」と評価。「東投手も素晴らしかったですが、印象というところで。優勝もしましたし、佐藤選手で」と語った。

「月間JERAセ・リーグAWARD」は、JERA セ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セ・パ交流戦を除く)で、公式記録員が勝利に最も貢献した選手を独自の視点でノミネート。月間単位でチーム別に集計を行い、最多回数の選手をチーム代表選手として選出する。

「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」で、レジェンドOB6人によって月間大賞選手が選ばれる。さらに、年間の総ノミネート数を基に、上記と同様の過程を経て「年間大賞」選手が1人選出される。3・4月度は阪神・村上頌樹投手、5月度は中日・細川成也外野手、6・7月度は広島・森下暢仁投手、8月度は巨人・岡本和真内野手が受賞している。

選考を行う6球団のレジェンドOBは以下の通り(敬称略)
・ヤクルト 宮本慎也
・DeNA 佐々木主浩
・阪神 鳥谷敬
・巨人 高橋由伸
・広島 前田智徳
・中日 川上憲伸

(Full-Count編集部)

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