全12球団が1度目の戦力外通告 計91選手が岐路に…FA戦士や元ドラ1、かつての新人王も

戦力外通告を受けた広島・薮田和樹、阪神・高山俊、楽天・西川遥輝(左から)【写真:荒川祐史】
戦力外通告を受けた広島・薮田和樹、阪神・高山俊、楽天・西川遥輝(左から)【写真:荒川祐史】

第1次通告期間は13日までとなっている

 戦力外の第1次通告期間が2日にスタートして10日が経ち、全12球団が1度は戦力外選手を発表した。これまでに計91選手が戦力外通告を受け、元ドラフト1位の選手や、タイトル獲得者なども岐路に立たされている。

 11日にはロッテが福田秀平外野手と来季の契約を結ばないことを発表。福田は2006年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団し、2019年オフに国内FA権を行使して、ロッテに移籍。今季は3試合の出場にとどまり、チームを去ることになった。

 楽天に所属していた西川遥輝外野手も戦力外通告を受けた。西川は2021年のオフに日本ハムからノンテンダーFAとなり、楽天に移籍。今季は1軍で初出場した2012年以降で自己ワーストとなる35試合の出場で打率.181に沈んでいた。

 また、阪神の2015年ドラフト1位で、元新人王の高山俊外野手や今季ウエスタン・リーグでセーブ王のタイトルを獲得した小林慶祐投手らも来季の契約更新とはいかなかった。

 さらに、DeNAの2007年高校生ドラフト1巡目・田中健二朗投手や、笠原祥太郎投手、2015年ドラフト1位で広島に入団した岡田明丈投手や薮田和樹投手らも戦力外通告を受けた。

 戦力外の第1次通告期間はクライマックスシリーズが開幕する前日の13日まで。第2次期間はクライマックスシリーズの全日程終了翌日から日本シリーズの全日程終了翌日までとなっている。

(Full-Count編集部)

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