第1次戦力外終了まであと1日 元新人王やタイトル獲得者も…全12球団91選手に通告

戦力外通告を受けた楽天・西川遥輝(左)と阪神・北條史也【写真:荒川祐史】
戦力外通告を受けた楽天・西川遥輝(左)と阪神・北條史也【写真:荒川祐史】

戦力外の第1次通告期間は13日まで

 戦力外の第1次通告期間が2日にスタートしてから11日が経ち、全12球団が1度は戦力外選手を発表している。第1次通告期間はクライマックスシリーズが開幕する前日の13日までとなっており“あと1日”と迫っている。12日時点では計91選手が戦力外通告を受け、元ドラフト1位の選手や、タイトル獲得者なども岐路に立たされている。

 通告を受けた選手の中には、まだまだ活躍できそうな選手の名前があった。楽天に所属していた西川遥輝外野手も、その1人だ。西川は2021年のオフに日本ハムからノンテンダーFAとなり、楽天に移籍。今季は1軍で初出場した2012年以降で自己ワーストとなる35試合の出場で打率.181に沈んでいた。だが、2014年、2017年、2018年、2021年で4度の盗塁王に輝くなど、実績は十分なだけに、再起が期待される。

 阪神の2015年ドラフト1位で、元新人王の高山俊外野手や今季ウエスタン・リーグでセーブ王のタイトルを獲得した小林慶祐投手、北條史也内野手らも来季の契約更新とはいかず、新天地を探すことになる。

 さらに、国内FA権を行使してソフトバンクからロッテに移籍していた福田秀平外野手も、来季の契約を結ばないことを通告された。34歳のベテラン野手は、今季3試合の出場にとどまり、チームを去ることになった。

(Full-Count編集部)

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