佐々木朗希、3回完全4Kで降板「気持ち昂りました」 最速162キロ…“ぶっつけ大役”全う

ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

打線は初回に荻野&ポランコのアーチで2点を先制した

■ロッテ ー ソフトバンク(14日・ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手が14日、ZOZOマリンスタジアムで行われたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ、ソフトバンク戦に先発。約1か月ぶりの実戦マウンドは、3回41球を投げ無安打無失点、4奪三振で降板した。最速は162キロ。「試合前からファンの皆さんがすごくいい雰囲気を作ってくれて、凄く気持ちが昂りました。ファンの皆さんの応援が力になりました」とコメントした。

 初回、いきなり投じた161キロを先頭の周東がセーフティバント。ライナーとなったが落ち着いてキャッチすると、波に乗った。柳田からワンバウンドするフォークで空振り三振を奪うなど12球で3者凡退。2回は2死から三森への4球目が162キロを計測し、球場はどよめきが起きた。3回は今宮、柳町を連続三振。甲斐は159キロで中飛に封じた。で、41球中、160キロ超えは11球だった。

 佐々木朗は先発予定だった9月24日のソフトバンク戦を発熱により回避し「特例2023」により出場選手登録を抹消された。その後は1軍登板はなく、9月17日の西武戦以来の復帰マウンドだったが、“ぶっつけ”でも大一番で快投を披露した。吉井理人監督は13日の共同会見で「先発なのでできるだけ長くは投げて欲しいですけれども、彼のできることをしっかりやってほしいと思っています」と話していたが、早期降板で救援陣に後を託した。

 打線は初回に荻野の先頭打者弾で先制。2死からパ・リーグ本塁打王のポランコが打った瞬間に確信する豪快弾でこの回2点を入れて、佐々木朗を援護した。3回には敵失も絡んで2点を加えた。

(Full-Count編集部)

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