「平均58歳→45歳」3球団が“大胆若返り” 交代は吉と出るのか…新世代の監督たち

巨人・阿部慎之助新監督(左)と楽天・今江敏晃新監督【写真:矢口亨、小林靖】
巨人・阿部慎之助新監督(左)と楽天・今江敏晃新監督【写真:矢口亨、小林靖】

巨人は原監督から阿部新監督、楽天は石井監督から最年少40歳の今江新監督

 プロ野球では、指揮官の大幅な若返りが相次いでいる。巨人は通算17年に渡って指揮を執った原辰徳監督から、阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチに交代。楽天は石井一久監督が退任し、40歳の今江敏晃1軍打撃コーチが就任する。さらには、藤本博史監督の退任が発表されたソフトバンクも小久保裕紀2軍監督への交代が濃厚だ。

 巨人は、65歳を迎えていた原監督から44歳の阿部新監督という21歳差の驚きの若返り。楽天も50歳の石井監督から、12球団で最年少となる今江新監督にスイッチする。ソフトバンクは59歳の藤本監督から52歳の小久保新監督。3球団の平均だと58歳から45歳という13歳もの若返りで、フレッシュな顔ぶれになっている。

 昨年は阪神、広島、ロッテ、西武と4球団で監督交代が行われたが、阪神は岡田彰布監督が15年ぶりに復帰するなど、必ずしも若返りというわけではなかった。一方、岡田監督の阪神が18年ぶりのリーグ優勝、新井貴浩監督の広島と吉井理人監督のロッテが2位に食い込むなど、新監督が結果を残した。果たして今年の監督人事は、プロ野球にどんな新風を吹かせるのだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY