阪神、劇的サヨナラで日本S王手 CSファイナル第2戦…木浪が広島守護神から決勝打

阪神・岡田彰布監督【写真:小林靖】
阪神・岡田彰布監督【写真:小林靖】

劇的サヨナラに甲子園は大歓声に包まれた

■阪神 2ー1 広島(19日・甲子園)

 阪神は19日、広島とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦(甲子園)に2-1で劇的なサヨナラ勝ちを飾った。同点の9回2死満塁から、8番の木浪が値千金の決勝打を放った。阪神はアドバンテージの1勝を含めて3勝0敗とし、先に4勝した方が進出する日本シリーズに王手をかけた。

 初回、先発した伊藤が先頭の菊池にいきなり二塁打を許すと、1死三塁から小園に先制の適時左前打を許した。しかし、2回1死走者なしから佐藤輝が右前打を放つと、ノイジーの右前打を広島右翼手の末包が後逸している間に同点に追いついた。その後はどちらも投手陣が譲らず、無得点で試合が続いていた。

 迎えた9回、1死から大山が二塁打でチャンスメークすると、2死からノイジーは申告敬遠、坂本は四球で満塁となった。ここで木浪が広島守護神の栗林に食らいついた。1ボール2ストライクからの高めへのフォークを右前に運ぶと、劇的サヨナラに甲子園は大歓声に包まれた。

(Full-Count編集部)

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