阪神、9年ぶり日本シリーズ進出 坂本が殊勲打、広島を3連勝スイープ…甲子園熱狂

適時打を放った阪神・坂本誠志郎【写真:共同通信社】
適時打を放った阪神・坂本誠志郎【写真:共同通信社】

2014年以来9年ぶりの日本シリーズ…38年ぶり2度目の頂点目指す

■阪神 4ー2 広島(20日・甲子園)

 阪神は20日、広島とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(甲子園)に4-2で勝ち3連勝。アドバンテージの1勝を合わせて4勝0敗として日本シリーズ進出を決めた。坂本誠志郎捕手が殊勲の勝ち越し打を放った。

 阪神は4回、先発の大竹耕太郎投手が坂倉に先制の適時打を許した。しかし、その裏に
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シェルドン・ノイジー外野手が2死一、二塁から右前適時打を放ち同点に。さらに坂本に左前適時打が飛び出して勝ち越した。

 5回に堂林の左犠飛で再び追いつかれたが、6回に阪神打線が粘りを見せる。2死から佐藤輝明内野手の中前打、ノイジーの死球で一、二塁とし、坂本が右前適時打。再び1点を勝ち越した。さらに7回には1死満塁で森下翔太外野手が押し出しの四球を選んで2点差に広げた。

 投げては大竹が5回を7安打されながら2失点の粘投。2番手の桐敷拓馬投手が2回を無安打無失点に封じて流れを渡さなかった。8回は3投手の継投で無失点に切り抜け、最終回は守護神の岩崎優投手が締めた。

 阪神の日本シリーズ出場は、レギュラーシーズン2位から駆け上がった2014年以来9年ぶり。岡田彰布監督としては2005年以来18年ぶりとなる。阪神が日本一になったのは1985年だけ。38年ぶり2度目の頂点へ、28日からの決戦に挑む。

(Full-Count編集部)

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