スタイル自慢の野球美女はくびれに悩み “ガチ”で動かしすぎて「形が変わってしまう」

女優、モデルとして活躍する青野楓さん【写真:矢口亨】
女優、モデルとして活躍する青野楓さん【写真:矢口亨】

“捕球動画”がSNSで大バズりの女優・青野楓さん、左打ちばかりだと「くびれの形が…」

 美しいくびれにも、ガチな“野球女子”ならではの悩みがあるそうだ。女優、モデルとして活躍する青野楓さんは、多忙な仕事をこなしながらも、毎週練習と試合をこなしている。体形維持がマストの仕事では、野球のトレーニングが弊害になることも。「くびれの形が変わってしまうんです」と明かしてくれた。

 スラリと長い脚は、野球のユニホームを着ても目立つ。所属する「ブルキース」はモデルや俳優をしている選手が多数所属。「ユニホームとかもかっこよく、かわいく見えるようにやっています」。球歴は中学時代のソフトボール3年間だが、今でもバッティングセンター通いと近所での朝練が日課だ。「最近はやっと遠くに打てるようになりました」と語り、チームで4番も務めることも多くなったという。

 ただ、本気で野球に向き合えば向き合うほど、仕事との両立に悩む部分もあった。モデルや女優は体が資本。バッティングは左打ちだが、左で打てば打つほど「くびれの形が変わってしまうんです。右(のくびれ)のほうが急(カーブ)になってしまうんですかね。見てわかるくらいに」。また、トレーニングによって、筋肉が付きすぎてしまうこともあるという。

 他にも日やけや怪我も“天敵”になってくる。「どうしてもシミになってしまうので……」。こまめな日やけ止めは欠かさず、怪我をしないようにスライディング禁止を自らに課している。一方で、デッドボールに関しては許容範囲だという。「意外とみんな内角をえぐってくるんですよ(笑)。周りは結構『大丈夫?』って感じで驚いていたのですが、自分としてはローキックのほうが痛かったです」。小さいころから習っていた空手の経験が生きているようだ。

くびれの悩みは両打ちで対策…「基本的には技術と運動神経でカバーしないと」

 くびれの悩みは“両打ち”をすることで対策。「左右のバランスをよくして、くびれを正しくしようと。右(打席)でも少しずつ打てるようになってきました」と笑顔で話す。パーソナルトレーナーもつけて、相談をしながらトレーニングをこなしている。「筋肉をつけたくない部位には気を付けながらトレーニングをしたりとか。(野球については)基本的に、もう技術と運動神経でカバーしていかないとなって思っています」。

 多くの“制限”がありながらも野球をするのは、「好きだから」という理由が大きい。そしてもう1つ、自らの存在が未来の“野球女子”の増加につながることも願う。「TikTokやインスタグラムを見て興味を持ってくれたら、うれしいです。ルールがわかれば見るのも楽しくなるので」。今では野球専用アカウントも開設。仕事との両立には難しさもあるが、青野さんはそれすらも楽しんでいる。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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