鷹・小久保新監督「王会長のイズムを」 正式発表で決意…柳田ら主力が「引っ張ればいい」

ソフトバンク・小久保裕紀新監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・小久保裕紀新監督【写真:福谷佑介】

フェニックスリーグのDeNA戦後に報道陣に対応「会見で喋ることなくなっちゃう」

 ソフトバンクの新監督に小久保裕紀2軍監督が昇格、就任することが21日、正式に決まった。この日、球団が発表した。秋季教育リーグ「第20回みやざきフェニックス・リーグ」で指揮を執っている小久保2軍監督はDeNA戦後に報道陣に対応した。

 3年連続のリーグ優勝を逃したソフトバンクは2022年、2023年と2年間、指揮した藤本博史監督が今季限りで退任。後任には、2021年にヘッドコーチとしてホークスに復帰し、この2年間はファームで若鷹育成を任されていた小久保2軍監督に託されることになった。

 0-3で敗れたDeNA戦後に小久保監督は「それ聞かれるだろうと思ってきたんですけど、あんまり喋ると会見で喋ることがなくなるんで……。1つ言えるのは、球団にも勝つことは当然なんですけど、王会長のイズムみたいなものはしっかり残してほしいという言葉は貰っているので。それがなんなのか、ということを選手、首脳陣と自身に問いかけながら接していきたいと思います」と語った。

 また、“王イズム”についても言及。「主力が先頭に立って引っ張るチームというのを作ってこられたので、主力が引っ張ればいい。そういうふうにしていきます」。自身は23歳でレギュラーを掴んだ時から当時の王貞治監督に「手本を示せ」と口酸っぱく言われてきたといい、柳田悠岐外野手や中村晃外野手、今宮健太内野手ら主力への期待を口にしていた。

(Full-Count編集部)

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