元新人王は正念場、ブレーク右腕は戦力外 移籍組が続々“覚醒”の皮肉…楽天2016年組の今

楽天・西口直人、田中和基、日本ハムの池田隆英(左から)【写真:小林靖、荒川祐史】
楽天・西口直人、田中和基、日本ハムの池田隆英(左から)【写真:小林靖、荒川祐史】

ドラ1藤平は直近5年で4勝…移籍した池田や森原は好成績を収めている

 楽天は、戦力外の第1次通告期間で大量12選手に来季の契約を結ばない旨を伝えた。2016年ドラフト10位右腕、西口直人投手も戦力外を受けた。同年ドラフトで楽天から指名された選手は、育成契約も含めて14人。その中には他球団でプレーする選手も多くいる。今季NPBでプレーした7人の現状を検証する。

 この年の1位は藤平尚真投手(横浜)だった。キャリアハイが2018年の4勝で、今季は11試合に登板、2勝4敗で防御率4.44。直近5年間は合わせて4勝に留まっている。6位の石原彪捕手(京都翔英高)は今季1軍出場なく、ファームで打率.235、3本塁打11打点だった。

 かつての新人王も苦戦している。3位の田中和基外野手(立大)は2年目に打率.265、18本塁打、45打点で新人王を受賞。しかし、ここ3年は出場機会を減らし、今季は主に守備固めや代走要員として95試合に出場、41打席で2本塁打、3打点。打率.088だった。

 10位の西口は、今季26試合に登板して0勝4敗、防御率4.56だった。6月20日のヤクルトとの交流戦(神宮)で3回から2番手で登板も、打球が右手首に直撃し途中降板。以降は1軍登板がなく今オフに戦力外通告を受けた。昨季は61試合に登板し、4勝0敗30ホールド、防御率2.26の好成績を収めていた。

 新天地で輝きを放つ選手もいる。2位の池田隆英投手(創価大)は2021年オフに交換トレードで日本ハムへ移籍。6年間で37登板だったが、今季中継ぎエース格としてブルペンに定着した。51試合で25ホールド、防御率2.86をマークした。

 森原康平投手(新日鉄住金広畑)は昨季途中にトレードでDeNAへ。今季はシーズン中盤から抜群の安定感を見せ、終盤は守護神に定着。46試合で10ホールド、17セーブ、防御率2.32で、チームのAクラス入りに大きく貢献した。9位の高梨雄平投手(JX-ENEOS)は2020年途中に巨人へ移籍。3年連続50試合登板を果たすなどブルペンを支えている。

(Full-Count編集部)

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