9人が戦力外…“元ドラ1”にも襲い掛かる現実 FA移籍も低迷、3球団競合右腕も

ソフトバンク・高橋純平、楽天・炭谷銀仁朗、広島・岡田明丈(左から)【写真:藤浦一都、荒川祐史】
ソフトバンク・高橋純平、楽天・炭谷銀仁朗、広島・岡田明丈(左から)【写真:藤浦一都、荒川祐史】

ソフトバンクは2015年ドラ1の高橋純平、2019年ドラ1の佐藤直樹が戦力外に

 ソフトバンクは高橋純平投手、佐藤直樹外野手ら7選手に来季の支配下契約を締結しない旨を通達した。高橋純は3球団競合の末に2015年のドラフト1位、佐藤直は2019年ドラフト1位で入団したが、結果を残すことはできなかった。今年もすでに12球団100人超の選手が通告を受けているが、“元ドラ1”もこれで9人が戦力外となった。

 高橋純と同じ2015年ドラフト1位だったのが、阪神の高山俊外野手と広島の岡田明丈投手だ。高山は1年目で球団新人最多の136安打を放ち新人王を獲得する最高の出だしも、その後は低迷。2019年は2年ぶりに100試合出場を果たしたが、今季の1軍出場はなかった。岡田は2017年に自身初の2桁となる12勝をマークしリーグ優勝に貢献したが、2019年を最後に1軍マウンドに上がることはできなかった。

 楽天を戦力外となった塩見貴洋投手は、2010年ドラフト1位。新人年に9勝を挙げたがこれを上回ることはなく、今季はわずか1登板に終わった。2017年ドラフト1位で西武入りした齊藤大将投手は、2018年にプロ初勝利を挙げたがその後は白星なし。4年目を終えた2021年にも戦力外通告を受けて育成選手として再スタートを切るも、支配下復帰とはならなかった。

 炭谷銀仁朗捕手は、2005年高校生ドラフト1巡目で西武に入団。2015年にはベストナインに輝き、2018年オフにFA権を行使して巨人に移籍し、2021年オフにトレードで楽天入りした。今季は65試合の出場だった。

 2006年高校生ドラフト1巡目でソフトバンク入りした福田秀平外野手は、2019年オフにロッテにFA移籍。新天地では故障に苦しみ、今季はわずか3出場にとどまった。DeNAから戦力外通告を受けた田中健二朗投手は、2007年高校生ドラフト1巡目で入団して、16年間で通算274試合登板を誇る。2016年からは2年連続60試合以上登板を果たして救援としてチームの日本シリーズ出場にも貢献したが、今季はわずか11試合の登板に終わっていた。

“ドラ1”たちも、時を経て直面する戦力外の現実。かつて脚光を浴びた男たちは、どのような道を進んでいくのだろうか。

(Full-Count編集部)

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