4戦連発…元巨人助っ人の覚醒に仰天 ファンは痛烈指摘「潜在能力分かってるべき」

レンジャーズのアドリス・ガルシア【写真:ロイター】
レンジャーズのアドリス・ガルシア【写真:ロイター】

レンジャーズのガルシアはア・リーグ優勝決定シリーズで打率.357、5HR

 元巨人でレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手は、ア・リーグ優勝決定シリーズで驚異の4試合連続本塁打を放つなど、12年ぶりのリーグ優勝に導いた。衝撃の活躍だったが、実は2年前にはメジャー40人枠から外れる事実上の戦力外(DFA)となり、ウェーバーでも獲得球団は現れなかった過去を持つ。誰もが驚く“覚醒”となった。

 米紙「セントルイス・ディスパッチ」のカージナルス番デリック・グールド記者は、当時を「2021年2月10日、レンジャーズはガルシアのメジャー契約を解除して、マイク・フォルティネビッチのために40人ロースターの枠を空けた。(私が番記者を務める)カージナルスを含め、(レンジャーズを除く)ほか全29チームはウェーバー公示された彼を獲得せず、レンジャーズは(のちに)彼をロースター外選手としてキャンプに招待した」と振り返る。

 米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者も「2019年12月21日、レンジャーズはカージナルスに少額の金銭を支払い、MLB通算17打席の26歳外野手を獲得した。彼の名前はアドリス・ガルシア。今年のア・リーグ優勝決定シリーズで打率.357、出塁率.400、長打率.893、5本塁打、15打点をあげた」と活躍ぶりを伝えた。

 2021年に149試合に出場して31本塁打を放つと、そこから好結果を続けている。“逃した大物”に、カージナルスファンからは「つまりカージナルスは彼を獲得するチャンスが2度あったの?」「カージナルスの今季は何週間の前に終了してる、もうこれ以上落ち込みたくないんだけど」「カージナルスは傘下で彼を育成したんだから彼の潜在能力については他のどの傘下よりも分かっているべきだった」「ばかげている」「DFAされたチームに戻った中では史上最高の選手」など驚くコメントが多く寄せられた。

(Full-Count編集部)

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