DeNA、今年も1位指名は「当日決める」 スカウト部長が説明「即戦力になり得る選手」

スカウト会議に参加したDeNA・三浦大輔監督【写真:宮脇広久】
スカウト会議に参加したDeNA・三浦大輔監督【写真:宮脇広久】

1位候補は「投手左右2~3人ずつ。野手2~3人に絞った」

 DeNAは25日、横浜市内の球団事務所で翌26日のドラフト会議に向けてスカウト会議を行った。三浦大輔監督と進藤達哉チーム統括本部長補佐兼スカウト部長が報道陣の取材に応じたが、今年も1位指名選手を公表しなかった。

 進藤スカウト部長は「決まっていないものは公言できない。非常にいい投手が多い。それぞれ特長がある。当日会場で決めるスタイルは変わらない」と例年通りを強調した。

 その中で、1位候補については「投手左右2~3人ずつ。野手2~3人に絞った」と説明。また「即戦力になる得る選手だと思います」と明かした。競合した際のくじ引き役については「三浦監督は当たりくじを引いたこともあるので、お願いしたい」と希望した。

 三浦監督は「20~30人の映像を見ました。いい投手が多いと思いました」と感想を口にした。またくじ引き役については「まだ聞いていません。(クジを引くことが決まれば)普段はゲンをかつぐことはしませんが、この時ばかりは、スカウトの方の苦労が実るように、お願いに行きます」と話した。

 DeNAは、12球団中9球団が前日までに1位指名を公表する異例の事態となった昨年のドラフトでも、少数の“非公表派”で、当日には大阪桐蔭高・松尾汐恩捕手を単独指名した。例年“独自路線”を貫いており、今年の指名にも注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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