236セーブ守護神がメジャー挑戦へ、阪神はコーチ人事 戦力外は計107人…25日の去就

楽天・松井裕樹【写真:荒川祐史】
楽天・松井裕樹【写真:荒川祐史】

楽天の松井裕樹が海外FA権を行使へ、阪神は上本博紀氏が新コーチ就任

 ドラフト会議を翌日に控えた25日、球界では阪神と楽天に動きがあった。阪神は、球団OBの上本博紀氏の新コーチ就任を発表し、西宮市内で会見も行った。楽天の松井裕樹投手は、今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使する意思を球団に伝えた。絶対的守護神が来季からのメジャー移籍を目指す。

 上本氏は、2008年ドラフト3位で阪神入りし、2014年には二塁手のレギュラーに定着し、131試合に出場して打率.276、7本塁打、20盗塁をマークした。その後も阪神一筋でプレーし、2020年に現役を引退。2021年から2年間はアカデミーのコーチを務め、今季は阪神タイガース Womenの監督を務めていた。

 楽天の松井裕は、2013年ドラフト1位で入団し、通算10年間で501試合に登板して236セーブを挙げた。2019、2022、2023年と3度の最多セーブに輝き、球界を代表する守護神として君臨した。今年3月に行われたWBCにも侍ジャパンとして出場し、1次ラウンドの韓国戦で1イニングを無安打無失点に抑えていた。

 また、第2次戦力外通告期間が22日から始まっているが、2日連続で動きはなかった。22日にソフトバンクが森唯斗投手、上林誠知外野手ら7選手に来季の支配下契約を結ばない旨を通告。23日に巨人が育成の谷岡竜平投手に対して戦力外を通知しており、第1次期間と合わせて107選手となっている。

(Full-Count編集部)

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