ドラフト1位出揃う、史上初の東都勢7人 度会は3球団競合でDeNA、阪神&オリが一本釣り

1位指名が12人出揃った【写真:編集部】
1位指名が12人出揃った【写真:編集部】

4年ぶりに有観客で開催…DeNAに決まった度会は涙を見せる

 2023年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日に行われ、各球団の1位指名選手が出揃った。元ヤクルトの度会博文氏の次男で、社会人ナンバーワンバッターとして評価される度会隆輝外野手は中日、DeNA、ロッテの3球団が競合し、DeNAの三浦大輔監督がクジを引き当てた。

 最初に度会のくじ引きが行われ、DeNAに決まると度会は感極まって号泣した。中大・西舘勇陽投手は日本ハムと巨人が重複し、阿部慎之助監督がクジを引き当てた。國學院大・武内はヤクルト、西武、ソフトバンクが競合し、西武に決まった。青学大・常広は広島と楽天が競合の末に、広島の新井貴浩監督が引き当てた。

 阪神は青学大・下村海翔投手、オリックスは上田西・横山聖哉内野手を指名し、一本釣りとなった。

 外れ1位の指名では、ヤクルトが専修大・西舘昂汰投手を指名。亜大・草加勝投手は中日とロッテが重複し、中日の立浪和義監督が引き当てた。大阪桐蔭の前田悠伍投手は楽天、ソフトバンク、日本ハムがくじ引きを行い、ソフトバンクが交渉権を獲得した。

 外れ外れの指名では日本ハムとロッテが東洋大・細野晴希投手で重複し、日本ハムに決定。楽天は桐蔭横浜大・古謝樹投手を指名した。その後、ロッテが外れ外れ外れ1位で明大・上田希由翔内野手の指名。12人のドラフト1位が出揃った。

 東都リーグからは常廣、下村、武内、西舘勇、西舘昂、草加、細野の7選手が1位指名。東都勢から1位が5人以上となったのは史上初となった。

(Full-Count編集部)

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