「パ・リーグってどっち?」オリ4位・堀が“爆笑会見” 対戦したい投手に「柳田選手」

指名会見を行った報徳学園の堀柊那(右)【写真:湯山慶祐】
指名会見を行った報徳学園の堀柊那(右)【写真:湯山慶祐】

監督は赤面…「対戦したい投手」を問われるも野手の名前を挙げる

「2023 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で、オリックスからドラフト4位指名を受けた報徳学園の堀柊那(しゅうな)捕手が26日、指名会見を行った。パ・リーグで対戦したい投手を問われると「パ・リーグってどっちですか?」と、大角健二監督に“助け舟”を求める場面もあった。

 待望のドラフト指名に堀の表情は緩まった。「まずは選んで頂いて安心しました。嬉しかった思いが強いです」。パ・リーグでは21世紀初となるリーグ3連覇を果たした、常勝軍団からの指名に「本当に強いチーム。森友哉捕手のように打てる捕手を目指したい」と目を輝かせた。

 関西人らしく笑いを取る一幕もあった。報道陣からパ・リーグで対戦したい投手を問われると顔を真っ赤にしながら、隣席する大角監督に「パ・リーグってどっちでしたっけ?」と質問。一呼吸つくと「ソフトバンクの柳田選手」と、投手ではなく打者の名前を挙げ会場は笑いに包まれた。

 冷や汗をかいた大角監督も「まだまだ、子どもっぽい。元気よく野球が好きで楽しんでいるプレーヤーです。1年生で入ってきた時は先輩にタメ口で『そのグループいれてや』と言って。バカなのか、物怖じしないのか、つかみどころない選手でした(笑)」と、秘話を明かしていた。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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