ドラフト指名選手が“目標にした男” プロ野球は見ない派も…42歳左腕に多くの支持

西武1位氏名の國學院大・武内夏暉(左)とソフトバンク1位指名の大阪桐蔭・前田悠伍【写真:田中健、山口真司】
西武1位氏名の國學院大・武内夏暉(左)とソフトバンク1位指名の大阪桐蔭・前田悠伍【写真:田中健、山口真司】

西武1位の武内夏暉、ソフトバンク1位の前田悠伍が和田毅投手と回答した

「2023 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日に行われ、支配下72人、育成50人が指名を受けた。テレビや球場で見たスター選手に憧れ、プロ野球の世界を目指した少年が、今度は反対の立場になる。では、指名を受けた選手たちの憧れの選手は誰だったのか、聞いてみた。

 多くの支持を集めたのは、ソフトバンクの和田毅投手。西武1位の國學院大・武内夏暉投手は「長年プロで活躍して年々進化している。映像は欠かさず見ています。自分も怪我なく長くできるようにコツコツやっていきたい」と語った。ソフトバンク1位の大阪桐蔭・前田悠伍投手も「長くやりたいので」と説明。やはり42歳でも進化を続けているという点で尊敬を集めているようだ。

 また、前田の他にも球団の先輩を挙げる選手が多かった。広島1位の青学大・常廣羽也斗投手は「森下投手のようなストレートで空振りを取れる投手になりたい」。阪神1位の青学大・下村海翔投手は「実家は自転車で甲子園まで通える距離で昔から阪神ファン。阪神の村上投手のようなピッチャーになりたい」と回答した。DeNA5位の中大・石田裕太郎投手も山崎康晃投手を挙げた。

 大商大の2人は、憧れの選手はなしと言い切った。西武2位の上田大河投手は「いないです。憧れを持ってしまうと超えられないと(富山)監督に言われて、その言葉をずっと頭に入れている。目標や憧れは持たないようにしている」。広島2位の高太一投手は「いません。20年間やり切る。長い間、活躍する選手が良い選手だと思う。20年間、1軍にいることが究極の目標です」と答えた。

 オリックス4位の報徳学園・堀柊那捕手は「あんまりプロ野球は見ないし、知らないっす」と大物を予感させる発言。それでもソフトバンクの甲斐拓也捕手とオリックスの森友哉捕手を挙げた。日本ハム1位の東洋大・細野晴希投手は、対戦してみたい選手としてエンゼルスの大谷翔平投手の名前を出した。「どれだけ自分のストレートが通用するか試したい」と、対戦を熱望していた。

(Full-Count編集部)

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