ソフトバンク、椎野新&増田珠ら5人に新たに戦力外通告 支配下9選手の大量戦力整理

ソフトバンクから戦力外通告を受けた増田珠(左)と椎野新【写真:矢口亨、荒川祐史】
ソフトバンクから戦力外通告を受けた増田珠(左)と椎野新【写真:矢口亨、荒川祐史】

増田は6年目で今季は本塁打も記録 椎野は2軍戦では29試合に登板

 ソフトバンクは28日、椎野新投手、増田珠内野手、育成の重田倫明投手、早真之介外野手、フランケリー・ヘラルディーノ内野手に、来季の選手契約を締結しない旨を伝えたと発表した。

 増田は長崎県出身。2017年ドラフト3位指名を受けて横浜高から入団した。2年目の2019年にプロ初出場を果たすと、2022年に初安打を記録。全力プレーが代名詞だったが、今季は35試合に出場して打率.182、1本塁打、3打点。9月30日に登録抹消となっていた。

 椎野は新潟県出身で、2017年ドラフト4位指名を受け、国士舘大からソフトバンクに入団した。2019年には36試合に登板してプロ初勝利も記録。翌年以降は伸び悩み、今季は11試合登板で0勝1敗、防御率3.86に終わっていた。

 育成の重田は大卒5年目も、ウエスタン・リーグで6試合登板に終わっていた。早は京都国際高から2021年に育成4位で指名されたが、今季は2軍戦でも出場がなかった。ヘラルディーノは、ドミニカ共和国出身の18歳。昨年からソフトバンクに加入したばかりだったが、わずか2年で戦力外となった。

 ソフトバンクはすでに森唯斗投手、嘉弥真新也投手、上林誠知外野手ら実績のある選手も含めて支配下の7選手に来季の構想外を告げている。26日に行われたドラフト会議では、支配下で7選手を指名したばかり。大幅な血の入れ替えが行われている。

(Full-Count編集部)

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