鷹、1軍ヘッドに奈良原浩氏を招聘 小久保監督の青学大の先輩…投手担当は3人が新任

今季まで楽天でコーチを務めた奈良原浩氏【写真:荒川祐史】
今季まで楽天でコーチを務めた奈良原浩氏【写真:荒川祐史】

牧田氏は昨季、台湾プロ野球の中信兄弟でプレーし、同年限りで現役引退

 ソフトバンクは31日、奈良原浩氏の1軍ヘッドコーチ就任、倉野信次氏、牧田和久氏、川越英隆氏の投手コーチ就任を発表した。倉野氏が1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター、牧田氏が3軍ファーム投手コーチ、川越氏は4軍投手コーチ(チーフ)を任されることとなった。

 小久保裕紀監督と同じ青学大出身の奈良原氏は現役時代、西武、日本ハム、中日で活躍。通算1508試合に出場し、打率.237、13本塁打、212打点の成績だった。2006年に現役引退後は中日、西武、楽天などでコーチを歴任。2017年のワールド・ベースボール・クラシックでは、侍ジャパンの指揮官を務めた小久保監督を支えた。背番号は92となる。

 倉野氏は現役時代、1997年から2007年にソフトバンクで活躍すると、2009年から2021年までコーチとして選手を支えた。2023年にはレンジャーズで指導を行い、ソフトバンクに復帰することになった。背番号は94となった。

 牧田氏は西武、楽天で通算345試合に登板し、55勝51敗、27セーブ78ホールド、防御率2.81の成績を残した。2018年にはパドレスでメジャー挑戦し、27試合に登板して0勝1敗2ホールド、防御率5.40。昨季は台湾プロ野球(CPBL)の中信兄弟でプレーし、同年限りで現役引退を表明。珍しいサブマリン投法でファンを沸かせた。背番号は97と発表された。

 川越氏はオリックス、ロッテで通算298試合に登板し、54勝76敗16ホールド、防御率4.10。2011年限りで現役引退後、2012年からはロッテの1軍、2軍の投手コーチを務めていたが、2022年限りで退団していた。背番号は012となった。

 また、田之上慶三郎、高村祐の両2軍投手コーチは退団することになったと発表された。

(Full-Count編集部)

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