8人中6人が戦力外…わずか4年で“明暗くっきり” ドラ1はブレーク、日本ハム2019年組

日本ハム・梅林優貴(左)と立野和明【写真:荒川祐史】
日本ハム・梅林優貴(左)と立野和明【写真:荒川祐史】

2019年ドラフト2位だった立野和明と同4位の梅林優貴に戦力外通告

 日本ハムは第2次戦力外通告期間で立野和明投手、梅林優貴捕手ら4選手に対し、来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。立野と梅林は、ロッテの佐々木朗希投手らと同じ2019年ドラフト組。日本ハムはドラフト会議で支配下5選手、育成3選手を指名したが、4年間で残るのは2選手となった。この年の高校生は、今年のドラフト会議の大学生と同じ世代だが、明暗が分かれた。

 東海理化から2位指名で入団した立野は、2021年にプロ初登板を果たし、11試合に登板して4勝(3敗)をマーク。しかし、今季の1軍登板は4試合にとどまっていた。広島文化学園大から6位指名だった梅林は、昨季は22試合に出場したものの、今季1軍では7試合の出場にとどまっていた。

 また、3位指名の上野響平内野手は、2021年に1軍で4試合に出場し、昨季は12試合でプロ初安打も放ったが、同年限りで戦力外。今季はオリックスと育成契約して現役を続行している。5位指名の望月大希投手と7位指名の片岡奨人外野手、育成の宮田輝星外野手、樋口龍之介内野手、長谷川凌汰投手も昨季限りで戦力外となっている。

 一方、1位指名の河野竜生投手と4位指名の鈴木健矢投手は、1軍で結果を残している。河野は今季、4年目で自己最多となる50試合に登板し、1勝4敗20ホールド、防御率1.70とブレーク。鈴木は昨季からアンダースローに挑戦して才能が開花。昨季は19登板で防御率2.84、今季も24登板で防御率2.63だった。

(Full-Count編集部)

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