ドラフト2&3位が戦力外、1軍登板なかったドラ1、高卒野手は奮闘 燕2019年組の“明暗”

ヤクルト・長岡秀樹、奥川恭伸、杉山晃基(左から)【写真:荒川祐史、矢口亨】
ヤクルト・長岡秀樹、奥川恭伸、杉山晃基(左から)【写真:荒川祐史、矢口亨】

2019年ドラ2の吉田、ドラ3杉山が戦力外となった

 ヤクルトは31日、吉田大喜投手、嘉手苅浩太投手、奥村展征内野手、松本友内野手の4選手に来季の契約を結ばないことを伝えたと発表した。吉田は2019年ドラフト2位入団で、これで今オフに戦力外になった同ドラフト指名選手は2人目。一方で今季活躍した選手もおり、指名から4年の月日を経て明暗が分かれる結果になっている。

 吉田は日体大からドラフト2位で入団。1年目は14登板で2勝、2年目は16登板で1勝を挙げた。しかし、昨年は2登板で今季は1軍登板機会なし。ファームでは11登板で防御率3.83だった。

 同3位の杉山晃基投手は第1次通告期間に戦力外となった。創価大から入団した右腕も今季1軍登板なし。ファームでは10登板で防御率9.00に終わっていた。

 一方で大商大から4位入団した大西広樹投手は、自己最多の46登板で2勝6ホールドをマーク。同5位入団で昨季ブレークした長岡秀樹内野手は135試合に出場した。同6位の武岡龍世内野手は一気に試合出場数を増やした。昨年の7試合から今季は84試合。打率.219をマークして飛躍への足掛かりを作った。

 3球団が競合し、1位で入団した奥川恭伸投手は2021年に18登板で9勝をマーク。主戦格の働きを見せたが、昨年は1試合で今季は1軍登板機会がなかった。来季は復活なるか、注目される。

(Full-Count編集部)

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